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もう妊娠は避けたい!そんな人は避妊手術を選択

妊娠を避けたいためにはさまざまな避妊法がありますが、副作用が少なくまた最後の手段として選択されるのが避妊手術です。
避妊手術は外科的手術により妊娠そのものを不可能にするというものであり、日本国内では一定の条件を満たしている人のみ受けられるものになります。

避妊手術を受けるための条件は日本では母体保護法に基づき、男性の場合には子供が複数おり子育ても一通り終わって配偶者の同意があることで、女性の場合には男性の条件と同じです。
一方で妊娠や出産を行うことで生命に危険を及ぼすような持病があり、妊娠を避けなければならない場合などが該当します。

避妊手術の方法は男性では一般にパイプカットと呼ばれる方法で睾丸から精嚢への管を閉塞させる方法が行われます。
いわゆる無精子症の状態を作り出しますが身体に与える影響はほとんどありません。
女性の場合には卵管結紮術と呼ばれる方法で卵管を器具を使って塞ぎ精子の侵入を防ぐというものです。
男性の方法と同じく身体に与える影響はほとんどなく生理も普通にやってきます。

避妊手術を受けるメリットとしては、物理的に子供を作らない状態にするということで、あらゆる避妊法の中ではもっとも妊娠の可能性を避けることができます。
一方でデメリットとしては元の状態に戻すことができず手術後に子供を作りたいといっても不可能になります。
ただし完璧に近い避妊方法ですが、極稀に閉塞したはずの管がつながる場合があり、女性の場合には子宮外妊娠となるリスクがあります。
このため妊娠の再開を望む場合には子宮内避妊具を使用するほうが無難です。

費用は健康保険が適用されないため全額自己負担となり約20万円程度が相場です。
さらに手術のほか検査や薬などの費用が加算されます。
一方で女性が避妊手術を受ける場合には出産直後というケースがあります。
特に難産で帝王切開でしか出産できず何人か出産している場合には将来の身体への負担を減らすために行われることがあり、その場合には改めて手術を受けるよりも費用を少なくすることができます。

避妊手術後に妊娠することがある!?

上記で説明したとおり、確実に妊娠を防ぎたいという女性は卵管結紮術と呼ばれる避妊施術が有効です。
この施術方法は、器具で卵管を塞いで精子の侵入を防ぐことで避妊を可能とします。
施術を受ける事で物理的に子供ができなくなると言うメリットがありますが、反面、元の状態に戻せず子供がもう望めなくなります。
さらに、手術の費用は全額自己負担で約20万円と高いというデメリットもあります。

避妊手術はもう子供がいらないという方に人気ですが、実は卵管結紮術後に妊娠することがあります。
一般的に、卵管結紮術による手術を受けてから10年以内に妊娠する可能性は2%と極めて低いです。
ただし稀に閉塞したはずの卵管が繋がってしまうことがあり、妊娠する可能性は無いとは言えないです。
もしも妊娠した場合は、ほとんど子宮外妊娠となってしまいます。

この子宮外妊娠とは、通常、子宮内膜に着床する受精卵が卵管など子宮内膜以外の場所に着床することです。
そもそも卵管には胎児の成長に合わせて伸びていくことがないため、子宮外妊娠すると施術で胎児を取り除かなければいけません。
そのまま子宮外妊娠を放置すると、卵管破裂や卵管流産が生じて母子ともに危険な状態になります。

避妊施術は、100%確実に効果があるといえるものではないです。
したがって、クリニックで卵管結紮手術を受ける際は、ちゃんとメリットもデメリットも把握して家族でよく話し合う事が大事です。
それと、卵管結紮手術以外にも、子宮内に装着して受精卵が子宮内膜に着床するのを妨げる効果のある子宮内避妊具も避妊に有効といえます。
したがって、医師と他の方法を試すなどして、慎重に自分にあった避妊方法を探る必要があります。